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ニュースレター

チャリティ・ラテン新年会 友だちの輪

2016/03/11 20:48:42 ニュースレター
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ストリートチルドレンを考える会

2016年最初のチャリティパーティであるラテン新年会は、古くからの会員のみなさんとの再会や新しいメンバー、メンバーの知人友人との交流で、にぎやかなひとときとなりました。飛び入りや差し入れもたくさんあり、今年はますます豊かな活動が展開できそうな予感!の集まりでした。

参加してくださった方々の中から、会運営委員の友人に感想を書いていただきました。

新村歩美さん

 昨年から大学の同級生、萩原望見さんにパーティのお知らせはいただいており、ずっと興味があったのですが、なかなか参加できずにいました。持ち寄りパーティは久しぶりでしたが、メキシコの友人宅でのホームパーティのような居心地の良い雰囲気で、ワインあり、懐かしのメキシコ料理、スペイン料理、フィリピン料理、美味しいお料理の数々がテーブルにずらっと並び、初めてお会いする方々との会話を楽しみ、贅沢な時間を過ごしました。

 私は2011年8月から2012年8月まで、望見さんの次の代としてメキシコシティにあるメトロポリタン自治大学のイスタパラパ校に交換留学しました。留学後もメキシコに関わることがしたい、継続的に通いたいと思っているものの、具体的に動けておらず・・・せめてイベロアメリカの映画はできるだけ観に行こうと、ロバート・キャパがスペイン内戦を撮ったフィルムがメキシコで見つかった話を描いた「メキシカン・スーツケース」は、映画館に観に行きました。スペイン内戦で亡命してきた人々を大量に受け入れたり、その後、その人たちが大学を設立するなどメキシコへ恩返しをしたり、感謝の気持ちは連鎖するなぁ、メキシコ人って外国人にも寛大だよなぁ、と、改めて彼らの慈悲深さに頭の下がる思いがしました。

 2015年2月は中国の縫製工場に勤めていたのですが、旧正月の休暇を利用してメキシコのリゾート地、カンクンにバカンスへ。当時の上司にせがまれ、行先はカンクンになり、なんてミーハーな・・・、と思いつつチチェン・イツァ遺跡の再訪、ビーチやセノーテ(火山岩地帯にみられる陥没穴に地下水が溜まった天然の泉)、カンクン中心街の市場散策など、マヤ文化の魅力を再発見する旅になりました。

 パーティの最後には、みんなでRosca de Reyes(三賢人の日に食べるリング状パンケーキ。中に入っているイエス人形が当たると、翌月みんなに何かをおごるという習慣がある。メキシコではつぶしたとうもろこしで作るタマルという食べ物をおごる)を食べました。タマルをおごらされるかも・・・ 絶対当たるものか!人形が入っていたら飲み込んでやる!というあの緊張感は、わくわくするものですね。次回会う約束ができていいのかも。

 また、「ストリートチルドレンすごろく」のプレイにも参加させてもらいました。現在、私は都内の知的障害のある高校生が通う特別支援学校で働いています。英語の教員ですが、使うのは日本語ばかり・・・というか日本語も危ういです。高校卒業後はお仕事をする子どもたちなので、授業と並行してプリントの丁合などの事務作業や清掃、調理などの職業訓練の時間があります。高校1年生たちに、「ここであと2年大変さに耐えて、その後の50年楽しく生きるか、ここで2年楽をして、その後の50年地獄を見るか、だよ」などと話をしますが、先のことを想像するのは難しく、どうしても「今どうサボるか」に意識がいってしまいます。安心して暮らせる施設の生活を拒んで、自由な路上の生活に戻ってしまうメキシコのストリートチルドレンの様子が、クラスの子どもたちの姿と重なりました。本人の納得なしに状況の改善は難しいということも。

 2016年1月のこのラテン新年会をスタートとして、今年はストリートチルドレンやメキシコ関連のイベントはもちろん、新しいことにもどんどん挑戦していきたいです。どうぞよろしくお願いいたします。

(2016年2月発行のニュースレターNo253より)