7月のチャリティ・パーティでは、ブラジル在住の映画監督、岡村淳さんの映画「あもーる あもれいら」を上映します。舞台はブラジル南部・パラナ州の小さな町アモレイラ。貧しい家庭の子どもたちが通う保育園の1年間の記録です。当日は岡村監督も会場に来てくださり、映画にまつわるエピソードなどを語っていただきます。
映画を見たあとは、ラテン料理を食べながら、監督やほかの参加者との交流を楽しみましょう。
日時 7月21日(土)6:00PM~9PM(5:30PM開場6PM上映開始)
場所 東京・池袋「がんばれ!子供村」2階
申込& ストリートチルドレンを考える会
問合せ E-mail info@children-fn.com 件名を「上映会」として。
※飲食物の準備の都合上、できるだけ事前にご予約ください
★「あもーる あもれいら 第一部・イニシエーション」ミニ情報
2007年制作 1時間34分 製作・構成・撮影・編集・報告:岡村淳
ブラジル南部・パラナ州の奥地。大豆やサトウキビのプランテーションに囲まれた小さな田舎町・アモレイラ。町の貧しい家庭の子どもたちの世話をする保育園の1年を記録した。
この保育園には、日本の長崎純心聖母会から派遣された4人のカトリックのシスターたちが奉仕活動をしている。2月、保育園の新学期が始まった。親元を離れるのを嫌がり、何人もの子どもたちが激しく泣き叫ぶ。保母たちの目を盗んで保育園を脱出する子が続出した。シスターに罵声を浴びせて、蹴りかかっている子どももいる。学級崩壊をもくろむ子どももいる。
子どもたちの家庭で、両親がそろっているのは3分の1程度。貧困、病苦、失業、アルコール中毒、麻薬中毒、家庭内暴力、売春、性暴力。小さな子どもたちが抱えているトラウマは、計り知れない。
神の愛を実践しようとするシスターたちに、次々と問題が生じていく。そんなある日、日本から3人の少女が転園してきた…